年金トピックス 2016   
ここでは報道された年金関連記事などの情報を提供します。

 厚生年金・国民年金の決算収支 3.2兆円の赤字 2016/8/5

厚生労働省が2015年度における厚生年金と国民年金の収支決算(時価ベース)を発表し、合計積立金は3兆2,458億円の赤字だったことがわかった。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が出した5兆3,000億円の運用損が影響した。


 平均寿命、男性80.79歳、女性87.05歳でともに過去最高 2016/7/29

厚生労働省が27日公表した2015年「簡易生命表」によると、日本人の  平均寿命(0歳の平均余命)は男性80.79歳(前年80.50歳)、女性87.05  歳(同86.83歳)でともに過去最高。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life15/index.html   (報道発表資料)


 国年保険料納付率 4年連続上昇で63.4%に 2016/6/30

厚生労働省が国民年金保険料の納付率(被保険者が納めるべき保険料のうち実際に納付された割合)を発表し、平成27年度に63.4%(前年度比0.3ポイント増)となり、4年連続で上昇したことがわかった。免除・猶予になっている人を対象に含めた実質的な納付率は40.7%で、昨年からわずかに改善した。


 無年金者救済策「2017年度中に確実に実施」政府経済対策案に明記 2016/7/26

政府は、年金受給資格を得られる加入期間を10年に短縮する無年金者救済策について、「2017年度中に確実に実施できるよう法案を提出する」ことを明記した経済対策案を与党に示した。今秋の臨時国会での関連法案の提出を目指す。必要な予算額は、年間約650億円(約64万人分)となる見込み。


 「改正確定拠出年金法」が成立 専業主婦・公務員なども対象に  2016/5/24

改正確定拠出年金法が衆議院本会議で可決、成立した。2017年1月から個人型の確定拠出年金(DC)、の対象を専業主婦(約932万人)、公務員(約439万人)にも広げ、実質的に全現役世代が加入資格を得ることになる。また、企業年金の普及策として、従業員100人以下の中小企業向けに設立手続を簡素化した「簡易型DC」を創設する。