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バツイチFPのおしゃべりライフプラン 第1号 2005年5月16日発行

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こんにちは!
「楽しみにしているからね」と、メールなどで応援していただいてどうもありがとうございます。「バツイチFPのおしゃべりライフプラン」第2号をお届けします。

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「バツ」はやがて「マル」になる!

プラス思考で人生を楽しもう!



もう10年以上も前の話になりますが、あれこれと悩んでいた頃、「ニコニコ離婚講座」に参加したことがあります。

円より子さんが主催している講座で、開催場所は東京でした。このためにわざわざ飛行機で行ったものでした。

参加してみて、とても「ニコニコ」した気持ちになれました。離婚は悪いことではない、そう思えたからです。
帰りの飛行機の中で「ワイン」サービスがあって、ひとりでこれからの自分に「乾杯!」したのを今でもよく覚えています。

離婚を考えるとき、問題は、「お金」「子ども」「住まい」です。
その3つがなんとかなりそうなときは、一歩を踏み出せます。

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離婚とお金と仕事

お金と仕事は切り離せません。暮らしていけるだけの収入が必要です。

働いていなければ、仕事を見つけなければならないし、現在の仕事で収入が不十分であれば、もっと収入を増やす方法を考えなければなりません。

私にとっての収入を増やす方法が、実は「資格」を取ることでした。

資格を取ったからといって仕事があるとか、収入が増えるとかいうことではありませんが、資格が「仕事」と「お金」につながる初めの一歩だと、なんとなく感じたわけです。

「難しい試験によく合格できましたね」とか、「がんばったのですね」とか言われます

子どもが小さかったので、学校には通えず、通信教育だけで受験したのですが、「離婚したい」「収入を増やしたい」という気持ちが合格に結びついたのでしょう。もっと純粋な動機だったら、勉強が大変で、途中で投げ出していたかもしれません。

「住まい」もお金とかかわる問題です。

家賃の高いところに住めないとわかっていたので、あらかじめ、家賃の安い公団住宅(当時は住宅公団でした)に申込を出し続けていました。

抽選ではずれてもよかったのです。その「はずれ」券が10枚になると、優先して入居できるというしくみがありました。(当時の話。今はどうかしら?)
結局、5回目ぐらいに当選したのですが。

2DKで約3万円という安い住宅が、「お金」面でも支えてくれたわけです。

お金の問題に目処が立たなくて、離婚をガマンしている人もたくさんいるはずです。

熟年離婚を考える方に関心のあるのが、離婚時の年金分割。しかし、もともと多くない夫の年金をふたりで分けるというしくみですから、それだけで生活していけるものではありません

「離婚時の年金分割は」は決してバラ色ではありません。
あまり金額として期待しないほうがいいと思います。

離婚を考えるのなら、自分に必要なお金をなんとか自分で用意するということですね。
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その後、資格をとって収入が増えたかどうか、これが問題です。

いろいろありましたが、結果としては収入増にもつながったし、離婚もできたのです。

現在は、その資格で食べています。
「不純な動機」も悪くないものですね。私の「バツ」体験は、実は「マル」体験への初めの一歩になったのです。

また、次の機会にお話しましょう。おつきあいくださいね。

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