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バツイチFPのおしゃべりライフプラン 第5号 2005年7月15日発行

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こんにちは!
今日のおすすめは、主婦の友社「ゆうゆう」8月号。年金特集をみてください。
年金をドラマでお話ししています。

そして、残念なのは、九州の情報誌「モンタン」が廃刊になること。3人のファイナンシャルプランナーで「マネー・エッセイ」を担当・連載してきました。これも終わります。8月号は7/25発売予定。マネー・エッセイは私の担当です。

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「バツ」はやがて「マル」になる!

夢を持ち続けたい!

昨年の秋に、単行本「年金、もっと知りたいな。」を出版しました。

この本をみていただくとわかるのですが、年金ハウツー本ではなく、絵本のような雰囲気で、年金を「おはなし」として、誰にでもわかるように書いています。
そして、年金を通じて社会のしくみをもって考えてほしいという願いもこめています。

「なぜ、本を出版することになったのですか」とよく聞かれます。(自費出版ではありません。)

同業の社会保険労務士の方からは、「どんなふうに営業したのですか」という質問もあり、「印税が入るからいいですねえ」と言われることも。

本を書いたのは、年金を勉強した社会保険労務士である私なのですが、実は、この本は、小さい頃から夢を追い続けてきた私が書いたものだと思っています。

大きくなったら何になる?

子どもはよく考えますね。

では、おとなは? あなたにこれからなりたいものはありますか?
私は、きっと、いつまでも、「大きくなったら何になる?」と考えている大人だと思うのです。もう、充分に大きいのですけれど・・・

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大きくなったら何になる?

小学生のころから、文章を書くことが好きでした。

近所の子どもたちともよく遊んでいましたが、家でひとりになると、「絵本」を作って遊ぶことがありました。広告の裏紙などに絵をかいて、お話も書くのです。

作文を苦に思ったことはありません。

大学生の頃は、「○○ゼミ」で「赤ペン先生」のアルバイトをしていました。担当科目は、大学入試用の「小論文」。他の科目より、1枚あたりの報酬単価が高かったですからね。

中学生時代から、小説もよく書きました。当時の小説を読むと、今では笑ってしまいますが・・・

30代はほんとに書くことに熱心で、同人誌への投稿、文学賞への応募もしました。子どもを生んだあとです。
子育てしながら、仕事をしながら、密かに思っていたのです。いつか、きっと書くことで収入を得るようになりたいと。

現実は、そんなに甘いものではありません。何度か「賞」をいただいたこともありますが、「直木賞」や「芥川賞」ではないので、「賞」を取ったという満足感だけ。収入としては、せいぜい、新聞に投稿して、図書券をもらうということぐらいでした。

社会保険労務士業をはじめてからは、小説は書けなくなりました。ふと思いついて始めたのがメルマガです。
もともと書くことは苦にならないので、年金をテーマに書くことを再開しました。

そのメルマガが縁となって、鰍aKCの北村さんから、出版のお話がありました。

メルマガが本になるということは話に聞いていましたが、実際に私にそんなお話があるとは思ってもみなくて、最初は、警戒してしまいましたね。

その後、いろいろありましたが、メルマガがオールアバウトジャパンのメルマガ大賞を受賞したこともあって、話はすすみ、昨年の秋に発行となったのです。

「どんなふうに営業したのですか」という問いに対する答は「何もしていません」。

ただ、書いていただけです。

出版後は、本を読まれた方から、執筆の仕事をいただくようになり、今では原稿料も私の大事な収入のひとつとなっています。

あの本を書いたのは、「社会保険労務士である私」だけではないと思っています。

書くことが大好きな、そして、小説を書き続けてきた私がいたからこそなのです。

「書くことで食べるなんて無理!」と思っていましたし、今でも、それだけでは食べていけませんが、書くことが収入につながってきているのも事実です。

仕事のコツとは、自分の夢を追いかけて、あきらめないということでしょうか。
「大きくなったら何になる?」という気持ち、なんですよね。

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ライフプランを考えるということは、実は、夢を実現するための計画を立てるということなのです。

「まず、お金ありき!」ではありません。自分の夢を実現するということがベースにあります。
私がライフプランセミナーでお話するとき、「まず、何をしたいのか、どんなふうにこれからをすごしたいのか、よく考えてみよう」がメインテーマです。

ちなみにどんな小説を書いていたって?
登場人物はたいてい離婚した女性。男性に頼らずにひとりで生きているって感じ、でもいろいろ悩んでいて・・・というような女性が主人公でしたね。




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