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バツイチFPのおしゃべりライフプラン 第14号 2006年1月5日発行

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寒い毎日が続きます。
最近、バスの窓からみえた新築マンション。
売り出し中でしょう、大きな垂れ幕がかかっていて、「地震に強いマンション」と書いてありました。
地震に弱いマンションがあったら、それこそ大変なことです。
そういう言葉が「売り」になる時代なのですね。

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「バツ」はやがて「マル」になる!
バツ体験も強みにして!

年の初めにたてる「今年の目標」
私の場合は、昨年よりも売り上げを増やすことです。
売り上げを増やすということは、いい仕事をするということです。いい仕事とは、お客さまにプラスになる仕事です。
プラスになるといっても、事業ですので、ボランティアばかりしていても仕方ありません。
ボランティアですることと、事業としてすること、明確に区別しておかないと、いつまでたっても大変なだけと気がつきました。
開業して4回目の新年を迎えましたが、今年は、「ほんとうの意味での経営者」になりたいと思います。
どんな体験もプラスにして、仕事で成功したいと思います。

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起業をめざす その2

社会保険労務士の有資格者や、これから合格をめざす方から、「社会保険労務士で食べていけますか」という質問はよくありますが、すでに資格を持っている方からこんなふうに言われることがあります。 これは、よくある話です。

「私は今、勉強するときだと思って、勉強しています。仕事は勉強してからです」

この気持ちはよくわかりますが、これではいつまでたっても勉強中になってしまうなあと今の私は思います。「今の私」というのは、過去の私は、はやり、同じような気持ちだったからです。

今にしてわかることですが、独立してやっていこうと思うのなら、勉強と同時に実務を始めることです。
どんな小さな仕事でもいいのです。実務をしてみることです。

勉強は永遠の課題。勉強しながら仕事をします。
勉強してから仕事をと思っていると、いつまでたっても、仕事はできません。

先日、日本FP協会の研修で、FPの紀平正幸さんの講演がありました。
FP倫理に関する研修だったのですが、その中で印象に残ったお話がありました。

FPの資格を取る、しかし、それだけでは仕事にならないと、社労士をとる、そして、まだそれだけは仕事にならないと、別の資格をとる、そうして資格ばかり増えても、いつまでたっても仕事にならない、もちろん、資格がないとできない仕事もあるが、まず、仕事をはじめてみようというお話でした。

私もそうでしたね。
社労士試験合格後、どうしていいのかわかりませんでした。すぐに、行政書士の通信講座を申し込みました。そして、これは途中で挫折。

今から思うと不安だったのですね。
社労士に合格したけれど、すぐに仕事につながるわけでもなく、これからどうしていけばいいのだろうと、とても不安で、何かしていないと落ち着かない気持ちでした。

紀平さんのお話を聞きながら、私自身もそうだったなあと思いました。目的を持って資格を取るのは大切なことですが、次々に資格をとっても仕事にはなりません。

仕事とは、思い切って実務をこなしてみることですね。
それが起業にあたって大切なことであり、その後の成功への道だと思います。

実務をするためには、仕事を取る、仕事を作ることが必要です。
これが一番むずかしい!

私はずっと事務の仕事だったので、営業はしたことがありません。しかし、どんな仕事をするにしても、一番大切なことは営業力です。

私は、あれこれ迷いながら、チラシ配りや新聞折込み、ダイレクトメールなど、いろいろやってみましたけれど、まだまだ営業方法は今後の課題です。

今、私に営業力があるとは思っていません。それどころか、自分でも下手だと思います。しかし、ただ、やみくもに営業、営業と思ってもあせるだけです。

アイデアと知恵と実践。試行錯誤しながらやってみるということですね。

地道に努力してれば、仕事がないことはないでしょう。開業したのはいいけれど、途中でやめてしまう人は、何も仕事がないからではなく、食べるだけの仕事にならないからでしょう。

夫がサラリーマンだとか、年金があるという場合はそれでも問題ないでしょうけれど、生活がかかっている場合は、食べていけるだけの仕事が必要です。

シングルマザーには生活がかかっていますので、そういう体験はかえってプラスになったと思います。幸せ体験だけでは、きっと、わからなかったと思います。

大事なことは、事業として成り立っていくためにはどうすればいいのかを真剣に考えて、実践してみることです。もちろん、勉強しながらです。

アイデアと工夫で仕事を作る!
そして、それと同時に「経営者」としての感覚や知識を身につけること!

「いい人」だけでは仕事になりません。
経営するという視点が大切です。今年は「いい人」だけに終わるのではなく、ほんとうの意味での経営者をめさしたいと思います。

開業4年目にして思うことでした。

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発行人: すがのみわこ
WEB: http://nenkin.c.ooco.jp/
メール: miwa-ss@nifty.com
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