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バツイチFPのおしゃべりライフプラン 第16号 2006年2月18日発行

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こんにちは。
今日は雛まつり。私も小さな小さな雛人形を飾っています。私が生まれたときに、両親が買ってくれたものです。
さて、雛飾りで、お雛様の位置は?
向かって(正面からみて)左がお雛様で、右がお内裏様です。子どものときから、私のうちではそうでした。
左がお内裏様、右がお雛様と、逆のところが多いのではないでしょうか。
ひな祭りはお雛様が主人公なので左に飾ると、小さいころからそう言われてきました。

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「バツ」はやがて「マル」になる!
でも、もう一度バツ体験はしたくない!

「忙しい」と「売り上げが伸びる」「利益が上がる」ということはイコールではありません。こんなに忙しいのになぜ利益が上がらないのかということはあります。
ということを頭の片隅において読んでいただきたいのですが、
私には、毎日、食事のしたくができないくらい忙しい日があります。
「ごはんどころの騒ぎじゃない!」のです。
確かに、きちんと食べなくては身体によくないし元気も出ないのですが、あまりにも仕事が片付かなくて、家事をするゆとりがありません。
夜の10時ごろになって、まだ何も食事のしたくをしていないことがよくあります。
そんなことが続くと夫に言われます。
「僕はいいけれど、普通の男性だったら、離婚されるよ」
ええっ! これはどういう意味でしょう。

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「普通」の男性

最近、退職した女性。理由は「夫が単身赴任から帰ってくる」でした。
夫の世話があるので、仕事を続けられなくなったそうです。退職届にはそんなことは書いてありませんが、話をきくとそうなのです。

会社でよく遅くまで仕事をする女性。しかし、彼女は、定年退職してずっと家にいる夫のために、遅くなる日は、出勤する前に夕食の用意をしてくるそうです。

男女平等といいながら、現実にはそういうことが多いのですね。
それを「普通の男性」だと表現しているのです。
「普通」という言葉遣いについては問題があるかもしれませんが、意味はそういうことなのです。

共働きで、家事も子育てもふたりで平等にという家庭は増えてきていると思います。
また、それがあたりまえだと思います。
でも、一方では、病気でもない夫の世話のために仕事をやめる妻がいます。ずっと家にいるのなら夫が作ればいい食事を忙しい妻が作っています。それを当たり前に思う人も多いのです。
さらに、それが離婚の原因になってしまうこともあるのですね。

現在、離婚の件数が減っています。しかし、幸せに仲良くすごしているからではないでしょう。
来年の4月以降を待っているのです。離婚時の年金分割が始まるからです。
「普通」の男性に耐えてきた妻たちの反乱が起こるかもしれません。
反乱できる武器が「年金分割」なのでしょう。

しかし、年金分割をあまりあてにしないほうがいいようです。夫の年金半分が約束されているわけではありません。
夫の年金全部の半分をもらえると思ったら大間違いです。
もちろん、少ない年金でも、ないよりあるほうがいいに決まっていますが、離婚を考えている人は、年金分割にだけ頼るのは危険です。
財産分与をどうするか、しっかり考えて、手立てをだてましょう。
もし、仕事をしていない専業主婦が離婚を考えるのなら、「働く」という視点も大事でしょう。

年金分割はバラ色ではありません。
按分割合も、最大2分の1ということで、話合いしだいでは、3分の1、4分の1だということもあるのです。

「普通」の男性になら離婚されるという私ですが、そう言われても、はやり、今日も仕事が終わりません。
昨日は飲み会、おとといは、コンビニのお弁当、今日こそは作ろうと思っていたのですが、またまた夜の10時になってしまい、このメルマガを送信したら、すぐにできる「うなぎどんぶり」を作ることにします。作ったうちに入らないですね。

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もう一度、離婚したくはありません。
離婚には、結婚よりもエネルギーが必要で、何年たっても、引きずってしまうこともあります。
実は、私も「養育費の未払い」問題が解決せず、これから、また新たな展開がありそうです。その話はまた、おいおいと。

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発行人: すがのみわこ
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